大塔~天川【紅葉狩り】(めろりーな58)

五條市西吉野~大塔~天川村と走ってきました。

 

今回は、いろんな方にお世話になり、人の温かさと、

そして、11月終わりの日没後の寒さを改めて感じた旅でした。

 

 

ところで、

今の『めろりーな』に欠けているもの、

それはビシッと段取りを決める世話人です。

どうも自分勝手、面倒臭がり屋が多くて困ります。

 

新撰組でいうと、土方、鬼の副長が必要です。

(現在、新撰組関連の本を読書中)

ルールをきちっと守らせ、ビシッと段取りを決める。

ルールを破るものは即切腹。切腹はさすがにまずいので、即脱退させる。

このくらいの厳格さが必要です。

 

ただし、そうなると、現在のメンバーは全員、即脱退させられ、誰も居なくなることになるでしょう。

おそらく私はツーリングに行く前に、打ち首です。

 

それは困るので、今のままでいっておきましょう。

残念ながら、そうなるのですよ。めろりーなの諸君!

 

今回は、当日のAM8時に集合時間が決定しました。

普通の集まりでは考えられない自由度ええ加減さです。

それでも事故もなく、みんな無事に帰られたので、それでヨシ。

 

死亡禁止、これがめろりーなの掟です。

 

【段取りをビシッと決められるメンバーは本気で募集しています。】

 

では、ツーリングのお話。

 

マクダーナル五條24号店

R168ツーリングでは、いつもお世話になる集合場所です。

大阪、京都最南端からやってくるメンバーばかりですので、

実はここまで来るだけでも結構、ツーリングなのです。

 

ですので、ココに集まってコーヒーを飲んで、「それでは、お疲れ様でした。解散!」でも

ツーリングと呼べないわけでもありません。

が、やはりそれではさびしい。

 

集合時間に遅れた理由を並べ立て、ひとしきり近況を報告し合い、

後に続くツーリングへの思いを膨らませる場所、

それが私たちにとっての「マクダーナル五條24号店」なのです。

 

 

西吉野 賀名生付近

モンキーマジックじゃないほうのゴダイゴ様の隠れ里であった賀名生付近のお宅に

あつかましくも上がりこみ、コーヒーやお菓子、お土産までいただいてしまいました。

イッコさん、ありがとうございます。

 

次は、私はまだ行けていない賀名生皇居跡に入ってみたいと思っています。

梅林が有名ということですので(賀名生梅林)、梅の季節にも訪れたいと思います。

 

 

道の駅・大塔

R168を通るときは、ほぼ間違いなく立ち寄ります。

よく行くものの、2階にお土産物売り場があるのは今年になって知りました。

トイレと自動販売機だけだと思っていました。

失礼いたしました。

 

 

大塔復興の灯火

大塔復興の灯火プロジェクトのみなさんが、募金活動を行い、建てられました。

今回は、このモニュメントをワタコオさん、シンさんに見せるというのが58の大きな目的です。

 

 

夢の湯

ここでお土産を買い、お風呂に入る予定が、今回もお風呂には入りませんでした。

理由はここでお風呂に入ったら、ツーリングを続けられなくなるからであります。

 

ここに(格安)宿泊施設がほしいなぁ。

 

 

高野辻ヘリポート

今回の大発見、お勧めスポットです。

五條市役所大塔支所から東に山のほうへ10~15分ほど進むとヘリポートと休憩所があります。

 

東と西に、奈良、和歌山(高野山方面)の山々を一望することができます。

天気が良かったので、最高の景色を見ることができました。

ここをツーリング目的地として、大塔に来ていただいても損はないと思います。

東の山々

北東の山

西の山々

西の山々

南西の山

 

次は雲海を見に来よう!と、めろりーな××の企画の約束をし、ヘリポートを去りました。

※一番下の動画ではエエ大人がアホなことをしていますが、マネはしないでください。

 

 

それから、私たちはR168から県道53を通り、天川村へと向かいました。

途中、ワタコオさんとはぐれてしまいました。

1本道ではぐれる・・・

これが『めろりーな』です。

 

 

天河大弁財天

知人の実家の横を通ると、偶然にも知人が実家に帰っているのに(白菜を並べているのに)遭遇しました。

ここでも、コーヒーとお菓子をいただいてしまいました。

どこに行っても、私たちはお世話になりっぱなしです。

ありがとうございます。

 

天川神社にて、今年の無事を感謝し、来年の無事をお祈りし、

めろりーな58終了となりました。

 

 

 

この旅のまとめ

  • 当日8時に集合時間を決めてもなんとかなる。
  • 11月末ごろでも、晴れていればツーリングに問題なし。
    ただし、日没前に帰ろう。
  • 『高野辻ヘリポート』は行くべき。
  • 紅葉は、、、あんまり見てません。ごめんなさい。

 

( 1 )

大塔復興の灯火と高野山(めろりーな56)

今回は、mixi.jpのバイクコミュニティで一緒に走るメンバーを募集してからのツーリングでした。

 

mixiで宣伝したわけですし、

普段から、関西第一、日本でも五本の指に入る超メジャー級・オートバイ倶楽部を謳っている

私たち(めろりーな)ですから、

そりゃもう、集合場所ではえらいことになっているはずと、期待に胸を膨らませながら・・・

集合場所の奈良県五條市のマクドナルド24号五條店に向かいました。

 

 

 

雲霞のごとく押し寄せたオートバイたちは、マクダーナルの駐車場からあふれ、

国道を埋め尽くしていた。

松田と私は、そのオートバイたちを掻き分けマクダーナルの看板のあるマクダーナルの丘へと

進んでいった。

「あ。ST250だ」「あれが、松田?」「あれが、グタグタ?」

ライダーたちのばらばらとつぶやく声が、

誰から言い出したのであろうか、「めろりーな」コールへと変わった。

 

「めろりーな!めろりーな!」と呼び続けるライダーたちの声は地を割り、天を割る。

 

あふれかえるライダーたちで、これ以上進めないと判断した松田は、

ライダーたちに支えられたST250Eタイプのシートの上に立ち上がった。

 

松田はライダーたちに語りかけようと、目を閉じ、ゆっくりと息を吸い、腕を広げた。

その瞬間、地鳴りのような「めろりーな」コールが止み、静寂が訪れた。

ライダーが国道にまであふれているのに音が消えた世界は、一枚のスチール写真のようだった。

 

 

そして、松田はゆっくりと目を開き、語り始めた。

「おらん・・・」

 

「誰もおらんがな。。。」

「おりまへんなぁ」と私。

 

 

そこには国鉄の夢が跡である五新線の高架橋が見え、

すぐ横で工事のおっさんがダダダダっと地面を削っているだけの

なんの変哲もないマクド24号五條店の駐車場があるだけでした。

 

「何がマクダーナルやねん!マクドやんけ、マクド。おらんやん、誰も」

「いやいや、きっとみんなは来ているはずですよ」

「んな、アホな。おらんやん!」

「先回りして、待ってるんです、僕たちを」

「ホンマにぃ?驚かそうとしてるん?」

「そうです。さぁ、行きましょう。僕たちには、待っている人たちがいるんです」

ということで、

急いで第2集合場所、いや、そう決めてはいませんでしたが、

きっとみんなが待っているであろう、こんぴら館(木地師の館)へと向かいました。

 

 

こんぴら館(五條市西吉野交流促進センター)

R168にある、お土産販売や観光案内を行っている施設です。

私たちは何度もこの前を通っているのですが、入ったことはありませんでした。

感想?聞いてくださるな。

ここは間違いなく、お土産販売や観光案内を行っている施設です。

R168をお通りの折には是非ともお立ち寄りください。

 

残念ながら、ここでも仲間と合流できなかった私たちは、

道の駅・大塔へと、出発しました。すぐそこです。

 

 

道の駅・大塔

R168を通るときは、いつもお世話になっている道の駅です。

 

大塔復興の灯火プロジェクトのみなさんは、雨の日も雪の日も、炎天下の日も、

ここで募金活動をされていました。

そして、モニュメントを完成させました。

本当に頭が下がる思いです。お疲れ様でした。

 

今回のツーリングの第一の目的は、その『大塔復興の灯火モニュメント』を、

この目に焼き付けるということです。

 

ですので、まだこの道の駅・大塔でも合流組の仲間は現れませんが、

『大塔復興の灯火モニュメント』へと出発しました。

 

「すまんが、先に行かせてもらうよ」

 

 

大塔復興の灯火

大塔復興の灯火プロジェクトのみなさんが、大塔の復興を願い、

募金活動を行って、完成させたモニュメントです。

R168の大塔ふれあい交流館(夢の湯) に入るところにあります。

 

ここを通るときは、足をとめ、大塔、みなみ大和、そして日本の復興を改めて祈りましょう。

必ず日はまた昇る。

 

 

 

いやぁ、それにしても、合流組は遅い。。。

と思っていたら、突然現れた連中はびゅんびゅん素通りしていきました。

困ったやつらです。

(詳細は一番下の動画を参照してください)

 

この旅の第二の目的は、高野山の霊宝館で行われている夏期特別展「清盛時代の高野山」で

平清盛の血を混ぜて書かれたという『血曼荼羅』を見に行くことであります。

びゅんびゅん素通りしていった合流組のことは忘れて、先に進むことにしました。

 

 

「勝手な行動はやめようネ」

 

 

荒神社(立売荒神[たてりこうじん])

野迫川温泉に向かっている途中、前を走る松田さんが突然、道を曲がりました。

「間違ってるヨ!」クラクションを鳴らしましたが、松田さんは停まることなく、

あっという間に見えなくなってしまいました。

「勝手な行動はやめようネ」と言ってたところじゃないか!

どこ行くねん???

 

そう思いながら、アスファルトのあまり良くない山道を走っていると、

荒神社が現れました。

鎮座地:奈良県吉野郡野迫川村池津川荒神岳347

 

松田さんが行きたいと思っていた神社なんだそうです。

これが、大変なんです。

本殿にたどり着くためには、鳥居が連続する長~い階段を登る必要があるのです。

最初から行くつもりで心の準備があればいいのですが、思いつきで登るにはキツ過ぎです。

 

 

はーはーひーひー言いながら、標高1250mの地点にある本殿にたどりつき、

ぜーぜーしながら参拝して、戻りました。

(IOデータの旅レコでの記録)※諸事情により最高速度は画像処理で消しています。

この1,250mのところが荒神社です。

 

弘法大師が高野山を開くにあたって、ここでどうのこうのっていう物語が

看板に書かれていたのですが、古文であること、ぜーぜーで集中力が切れていることから

よく読まずに(理解できずに)降りてきてしまいました。

 

次に行ったら、しっかり読んできます。

 

荒神社のある、荒神岳からはみなみ大和の山々を一望することができます。

ぜーぜーすることを含めて、一度は行ってみてください。

 

 

野迫川温泉

温泉には浸からず、昼食だけを食べました。

温泉に浸かったら、そのままツーリングをやめて寝てしまっていたことでしょう。

それほど私たちは荒神社で体力を使ってしまっていました。

 

ここは、au、docomoは圏外です。softbankのみ、つながります。

au、docomoの方なら、外界から逃げたいときはココに来ればいいのではないでしょうか。

誰からも邪魔されずに、ゆったりと時間を過ごすことができるでしょう。

 

野迫川温泉から龍神スカイラインに入り、いざ高野山へ。

 

 

高野山・霊宝館

私は高野山というと、高校時代に(勉強の)合宿で来たことを思い出します。

テレビもない僧坊でひたすら勉強をさせられるという合宿です。

つらい出来事でしたが、今では笑いのネタです  🙂 。

あのときの勉強はなんだったんだろう。。。

 

高野山では、上でも書きましたが、今回のツーリングの第二の目的である、

清盛の『血曼荼羅』を含む、展示を眺めるということを済ませました。

 

『血曼荼羅』はですね~、大きくて古くて、、、

よくわかりませんでした!

 

もう少しためになることを書くべきなんでしょうが、

荒神社で3日分くらいの力を使い果たしたので、抜け殻状態だったと言い訳いたします。

 

そして、

下山しました。

 

 

毎度ながら、ダラダラと書きましたが、今回のツーリングをまとめますと、

  • mixiで宣伝しても誰も来なかった!!
  • 大塔復興の灯火モニュメントを見に行こう!
  • 焼ねぎ地味噌はうまい。
    大塔のふれあい交流館で買いました。
  • 荒神社はしんどいが、景色はよい。
  • 野迫川村はとても田舎。
  • 龍神スカイラインは心地よい道。
  • やっぱ運慶の仏像が一番、格好いい。

という感じです。

 

最後になりましたが、以下の動画を参照いただくと、この旅の雰囲気がよくわかるのではないかと

思います。

 

めろりーなの旅はまだまだ続きます。

 

大杉谷キャンプ(めろりーな54)

 

  • 着替え類を全部丸ごとごっそり忘れてくる
  • 来るはずのメンバーの一部が来なかった

という、キャンプツーリング以前の問題を考えさせられるツーリングではありましたが、

つつがなく、波風起きず、あっさりと終わってしまっては

めろりーなが「めろりーな」で無くなってしまいます。

 

天然ハプニングと、仕込み系ハプニング、

仕込んだつもりがハプニングが起きなかったハプニング、

なんやかんや含めて、これが「めろりーな」。

 

詳しくは動画をご覧ください。

 

ラーメン河と東吉野(めろりーな53)

のんびりとツーリングしてきました。

 

ラーメン河はうまかった!

 

いつもはバタバタと走り回るだけのツーリングですが、

今回は、ラーメンを食い、神社に参り、川に足をつけながら、くだらん話。

次は喫茶店で、くだらん話。

 

たまにはこんなツーリングもいいね!

 

そんなツーリングでした。

がんばろうみなみ大和・スタンプラリー 完結編(番外)

がんばろうみなみ大和・スタンプラリー」の趣旨は

昨年(2011年)9月の台風12号で、甚大な被害を受けた南大和を観光し応援しよう、

そのついでにスタンプラリーもしちゃいましょう、

というもので、

がむしゃらにスタンプ押すだけの目的で走って、はい、おしまい!というものではありません。

 

ということはわかっているのですが、何かが私を駆り立てたのです。

全部、根こそぎ、altogether、completelyに廻って、情景をこの目に焼き付けてやろう。

 

と、いうことで、先週の4箇所に引き続き

がんばろうみなみ大和・スタンプラリーの4箇所を回ってきました。

ひとりで、雨予報に関わらず。。。

 

20120630

 

AM9:00に川上村でスタンプをポン!と押して、ピュッ!と出発するため、

京都府最南端の町を7時には出たろうと思いつつ、、、

CIMG0463

旅レコ(GPSレコーダー)、チオビタGOLD、シールを持って、

7:30ごろ出発しました。

 

【杉の湯 川上】

Googleマップでは台風12号で崩れた場所がまだ通れず、迂回路を通るようになっていますが、

すでに仮架橋されていて迂回は必要ありません。

R169での旅行は昨年9月以前と同様ですので、安心して通ってください。

CIMG0466

スタンプを押すのは、道の駅の建物ではなく、ホテルの中です。

ですので、AM9:00にこだわらなくてもスタンプは押せるかもしれません。

 

この近くには「丹生川上神社 上社」があります。

今は「杉の湯 川上」から少し登った場所にありますが、元々は下のほう、

ダムに沈んでしまう場所にあったそうです。

元々の場所(本殿の下)には縄文時代の遺跡(ストーンサークル)があったということです。

 

ゆっくりと観光される方は、大和朝廷なんてカゲもカタチも無かったころから、

人々の信仰の場所があったところを眺めつつ、温泉入ってドンチャン騒ぎというのは

いかがでしょうか。

 

【吉野路 上北山】

これでいいのだ「吉野路 上北山」。

 

「吉野路 上北山」はAM10:00オープンです。

ですが、10時になっても、開きません(6月30日は)。

先を急ぐ私は「おいおい、どーなってんだ?」「休みかよ?今日は?」、

「休みやったら、今日の旅はここでTHE ENDやんけ」などと思いつつ、

缶コーヒー片手にタバコをスッパスッパやりながら入り口前で立っていると、

「すみませーん。開けますぅ」と係りの方が現れました。

 

街中であれば、「どないなっとんねん、ガラァ」ってことになりかねませんが、

ここは上北山村です。

ゆっくりとした時間が流れているほうがいいのです。

こーいうときは、川の音と鳥のさえずりを聞きながら、

ヨゴレっちまった自分の心を洗い流すべきでしょう。

CIMG0468

川上村では川は北方向に流れていますが、

上北山村では、みなみ大和の分水嶺を越え、川は南へ、太平洋へと流れています。

 

ゆっくりと観光される方は、

「俺/私は山を越え、はるか太平洋へとつながる川のほとりにいるんだ」

そう思いながら、缶コーヒー。

というのが正解です。

 

が、先を急ぐ私は、入り口が開いた瞬間、ポン!で、シュ!です。

CIMG0469

 

 

●前鬼

太平洋へと向かう川の水は、一旦、池原ダムで休憩をして、それから太平洋に向かいます。

そんな池原ダム(池原貯水池)に前鬼橋という橋がかかっています。

 

CIMG0476

天河大辨財天社の入り口、鳥居に向かって左側の灯篭?、でっかい灯篭の下に

「form 前鬼 五鬼童」と書かれてあります。

先日、松田さんと天河大辨財天社に行ったときに気付き、

「なんですか?これは」とモノシリ松田さんに聞いたところ、

「司馬先生の本で読んだぞ!これは・・・」と教えていただきました。

 

不勉強すぎるので書きませんが、興味のある方はWikipediaなどで検索してみてください。

 

もう少し関連した本を読んだら、

「前鬼」という地区を散策しようと思っています。

トチノキの巨樹たちにも興味ありです。

CIMG0477

 

 

上北山村からR169を走り、下北山村へ。

下北山村から十津川村へは国道425号線を通りました。

R425がどういう道かというのは、「国道425」で検索すると出てきますので、

検索してみてください。

上のGPSレコーダーが記録している速度・高度表示の青い線、

半分よりちょっと左の標高900m近くまで登っているのが、R425です。

 

R425は、出来るだけ一人で(単車で)通るのは避けたほうがいい、と思います。

  • 携帯電話が圏外(すべての箇所はわかりませんが)。
  • 車通りが非常に少ない。
  • 2012年6月30日時点で、道に石がたくさん転がっている。
  • 山の中に入ると民家はない。

こういう道で、パンク・転倒などをしても助けを求める手段がありません。

応急修理セットを完全装備で行くか、複数で通るべきです。

 

今回の旅では、この道で雨が降り始めました。

 

雨さえなければ、いい景色なんだろうな、というところが何箇所もあります。

CIMG0488

 

白谷トンネル入り口。よくこんなところにトンネルを・・・

CIMG0490

 

白谷トンネルには、照明がまったくなく1車線分しか幅がありません。

雨はしのげるが、こわい。

 

【十津川郷】

道の駅で昼食です。

晴れていて、心に余裕があれば足湯に足をつけながら、残りのコース確認でもしたんでしょうが、

この日はそんな気持ちになれませんでした。

ここでしっかりとコース確認をしておけば、後述のような道間違いはしなかったと思うのですが、

仕方ありません。

濡れたグローブをつけて、ため息ひとつ。

行きますか。

 

●道間違い

早く最後のスタンプ場所、ホテルのせ川に行きたい。あったかいモノが飲みたい。

そんな気持ちで頭がいっぱいの私は、大塔「夢乃湯」のちょっと手前で左折。

西のほうに向かおうとしました。

どう考えても、この道はまずいだろう、という要素はたくさんありました。

頭の中で、ええんか?この道を思いながら、進み続けました。

 

土砂崩れ後のおそろしい光景を見ながら、W650の腹をすりつつ立ち乗りで

警備員の方から「あかん!あかん!通られへんで~」言われるまで走り続けました。

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当日、私は写真を撮る余裕もありませんでした。

※この写真は大塔に大塔復興の灯火モニュメントを作ろうとされている
山本さんのブログの写真をお借りしています。

2012年7月16日時点の写真です。

大塔 深層崩壊現場(赤谷) http://ameblo.jp/ichicodokidoki/entry-11304934960.html

 

超絶疲労、孤独感で判断力ゼロ状態、あるいは何らかの得体の知れないこの世のもので無い物に引っ張られていた的状態、あるいは、集中力がなくなりきっても我々の中に燃えている「いけるとこまで魂」がUターンを最後までさせなかったか…、とにかく特殊事情がないとオンの単車では普通、あの路面には突っ込まんわな

~この道間違いについての松田さんの感想

「いけるとこまで魂」でしょう、きっと。

 

●ガソリンがー

雨の中でだんだん判断能力が落ちていっている私、

県道53を走っているときに気付きました。

十津川村役場付近で給油する予定やったのに忘れてた。

ガソリンないやん。。。

 

雨ん中、単車を押して歩くんか???

どーするんだ、オレ?

 

 

ご安心を。

野迫川村役場近くに、西本石油さんがありました。

この周辺では西本石油さんしかないと思われます。

このコースをそのまま走る方はいらっしゃらないとは思いますが、

早め早めの給油をお勧めします。

 

雨で体温が下がり、疲れ切っている私に次なる試練。

道間違いの非舗装路で腹をすりつつ走ったため、スタンドの根元に泥がこびりついたようで

W650のサイドスタンドがなかなか出てくれないのです。

なんじゃ、こりゃ、クソ!ガリガリぃ。。。

やっとこさスタンドを蹴り出して、給油です。

西本石油さん助かりましたヨ。

 

【ホテル のせ川】

容赦なく降る雨の中、ついにホテル のせ川に到着。

ヘルメットを取り、ボットボトのグローブを取り、

特製サイドバッグのレインカバーをはずし、スタンプ台紙を取り出し、

ブーツの紐をほどき、スタンプ押すぞ!とフロントに入ると、

「スタンプは隣の温泉のほうです」と。

 

わずかな距離なんですが、このときの私にはつらい。

ブーツの紐を結び、特製サイドバッグのレインカバーをはずし、スタンプ台帳を収め、

ヘルメットをかぶり、ボットボトのグローブをはめ、

隣の温泉へ。。。

 

着いた。

ヘルメットを取り、ボットボトのグローブを取り、

特製サイドバッグのレインカバーをはずし、スタンプ台紙を取り出し、ブーツの紐をほどき、

水を滴らせながら、温泉の施設に入り、スタンプ、ポンっ。満願です。

よっしゃーーーー。

 

「スタンプを応募する箱はどこですか?」

「ホテルのフロントです」

 

・・・・・。

 

 

放心状態の私を見て、温泉施設の方が、

「私が責任を持って箱に入れておきます!」と言ってくださいました。

 

スタンプ台帳に濡れた手で必要事項を書き込んで封筒に入れ、

「こ、この封筒を頼みます。ついでにホットコーヒーも」

 

今の喜びをメールで送ろう!Facebookに投稿しよう!と携帯を見ると、圏外。

ホテル のせ川付近は、ソフトバンクのみ通話可能ということです。

 

 

コーヒーを飲み終え、温泉施設の方に帰り道を確認し、

降り続く雨の中を高野龍神スカイラインに向けて単車を走らせているとき、

「あ。スタンプ満願証拠写真を撮ってない」

ことに気付きました。

これでは、ココに嘘っぱちを書き並べ、実は家で寝ていたと言われても、

反論する証拠がないではないか!!とも思ったのですが、

 

ま、ええか。引き返すの、面倒やし。

 

 

 

ということで、

高校時代、勉強合宿で閉じ込められた高野山を走り(まったく記憶に残っていません)、

下山し、家へと帰り、ドロドロのW650とボトボトの身体以外、今回の旅のなんの証拠もない、

私の「がんばろうみなみ大和・スタンプラリー の旅」は終了しました。

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追伸:

GPSレコーダーが記録している速度・高度表示にあるように、

高野龍神スカイラインは標高1000mを越えるところを通ります。

晴れた日にまた行こう、そう思っています。