根来寺~マーブルビーチ(めろりーな29)

 

平成21年もまた、こうして秋の超ツーリングに出かけることが
出来ました。そうであることが本来難しいような、つまり、有り難いことです。

 

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これ以上のいいお天気を望むとさすがのオテントサマも、
「松田よ、あんた無茶いうんもたいがいにしときや。わしかて実際、限界いうもん
やっぱりおますんやで…」と、苦情を出すに違いない素晴らしいお天気です。

 

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今回久々の参加となった雪絵嬢ですが、はっきりいって全くの好き放題です。
出発前、全員でのルート確認の時も、集まりません。
勝手に好きな事をしています。具体的には、わたこお氏の家の鉄骨を見上げたり
さすったり、地図とは何等関係のない行動を続けています。
渋滞に遭い、一人遅れた時も先導車にくらいついてついていくようなことはしません。
路肩にCBRをとめ、悠然と「迎え」の来るのを待っています。
CBRに慣れてくると、今度は逆にスピードを出し始めます。
あっという間に見えなくなり、もちろん、本来曲がるべきところも曲がりません。
わたこお氏と僕が必死になって追いかけ、赤信号でやっと追いつき、なんとか
道を正しました。
「雪絵さん、”和”って知ってる?」
僕は彼女にそう問いました。すると、
「わいうえおでしょ?…あ、輪ゴム?」確かにそうおっしゃいましたので
僕は急遽、お昼ご飯の話題に切り替えました。

 

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雪絵嬢はどうも、隊列を組んで静かに走るのが苦手といいますか、
常に自分の気に入ったペースを保ち続けるという走法だったのを
僕も忘れていました。気に入ったペースが時速200キロメートルだった瞬間も
過去あり、それは近畿自動車道でのことでしたが、とっくに時効で証拠も一切無く、
おまわりさんも今ではこれはどうすることも出来ません。
僕もわたこお氏も、そしてエレーナ嬢もどうすることも出来ません。

 

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紀ノ川と和泉山脈の中間線に沿って走るこの広域農道は、
ゼニの出所や利権や土建や親方日の丸はこの際おいておいて、オートバイにとっては
大変気持ちのいい、はっきりいって素晴らしいツーリングルートです。
キツイカーブは一つもなく、ゆったり流せるなだらかカーブと
気色いいアップダウンが、たまりません。
24号線を走っていても、しょうがありません。

 

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第一目的地は根来寺でした。
新義真言宗という、要は、高野山からブッチギリにはみ出してしまったカクバンという
人が開いたお寺なようです。あの空海、弘法大師様の教えからぶっちぎったわけですから、相当にブッチギった方だったはずです。
広大な境内にぎっしりの伽藍、大量の僧兵を抱え、それらが鉄砲をぶっ放すやり方で
戦国を生き抜こうとしましたが、結局最期は秀吉にやられてしまいました。
しかし、その後天下をとった家康には庇護を受け、江戸で新義真言宗は復活を果たした
というからおもしろいではありませんか。静かな静かな根来寺とキャピタルシチー東京が
どうにも結びつきません。

 

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信長とも戦い続けた勇ましい根来寺ですが、今は大変静かで緑が美しく
カメのいる池のそばのベンチにみなで腰掛け、わたこお氏の岡山みやげ、キビ団子を
頂きました。ごちそうさまでした。でもおかげで余計におなかが空きました

 

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小さいオートバイが3台。
どのライダーも、(もうちと走ってくれんかのう…)との思いは同じです。
ほんだもすずきもやまはもかわさきも、ゼニゲバ年金団塊高速温泉ジジイラインナップを
やっておりますので結局、このような風景になります。

 

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関西国際空港の対岸、マーブルビーチに到着しました。
山から海へ、いい感じです。
これだけの白い石をバブルの心と人の金という力技でしきつめ、海岸を造ってしまいました。
ところが結構いい感じで、僕は好きなんですねえ。
駐車場も無料ですし、白い石浜で飛行機の離着陸を静かに眺めているのも
いいと思います。ネズミーランドとは違う、ほうりっぱなしのエンタメですよ。
これもいいんです。

 

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雪絵嬢とエレーナ嬢とわたこお氏が海の家のテラスで話し込んでいます。
僕はここで売っているカレーパンに満足して、波打ち際でカニを探していました。
なお、連中の話の内容は、どうやら本当に松田昌彦の悪口だったらしいのですが、
全く聞えなかったので、精神的ダメージは特にありません。

 

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今回は新メンバー、麗しのエレーナ嬢が単車不調の為うしろに乗っかってくれて、
僕もわたこお氏もやる気が明らかに、明らかに全く違いました。
残念ながら男子というものは、そんなものです。
これはもう、女子のみなさん、あきらめてやりましょう
基本的には、関西風にいうところの、バカなんです。
東京風にいう、アホなんです

 

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